必死に走った。 プツンッと鼻緒がきれた。 けど、そんなの気にしてられない。 あたしは裸足になって駆け出した。 すれ違う人に笑われようと、関係ない。 あたしは、拓磨くんに伝えなくちゃいけないことがある。 まだ……いえてないんだよ。 「好き…っ!」