うれしくて、うれしくて。 隠せないこのキモチ。 ちゃんと、伝えられますように。 あたしは、突然たちあがった。 「…花火、見に行こっか。」 うん。と頷いた拓磨くんとあたしは。 どこからともなく手をつないで、 歩いた。