【短】夏恋 *Summer Love*










「た、拓磨くん!」




はやく声を掛けたくて。




あたしは駆け寄った。






その時、ツンッと下駄がひっかかり、
つまづいた。






「キャッ!」





転び掛けたあたしを、





「おっと…」





支えてくれた、彼がいた。








「あ、ありがとう…//」



「先輩、危なっかしすぎ。」





そう言って、手をつないでくれたけど。






よく考えたら、さっき、



抱き留められたよね?






思い出しては、ドキドキする。






なんか、あの頃のキモチに似てる。







ううん、ちがう。






あの時、以上な気がする。