段上に立っている奴があまりにも知っている人にそっくりだったので思わず立ち上がって声をあげてしまった。
周りからの視線が痛い・・・
「なわけないかああいう顔は探せばどこにでもいるよね。」
と自分に言い聞かせ席に着いた。
まあ、その希望もすぐに打ち砕かれるんだけどね…。
「琳ちゃ~ん?何失礼なこと言っちゃってんの?こんなかっこいい顔がどこにでもいると?しかも俺はむさしじゃねぇ陵(りょう)だ。」
・・・やっぱりおまえだったか…
「え?琳知り合い?」
渚が状況が理解できないという顔で聞いてきた。
「あーちょっとね。」
そう渚にいい理事長に言い返す。
「えー?【陵と書いてむさしと読む。】でしょ?」
「ちっげーよ。かっこよく言ってっけどまったく名前と違うからな?せめて一文字くらいかすらせろや!」
「り、理事長…。」
あー完璧に司会の人困ってるよ。

