うんうん、誰?誰?

この組の人かな?

後輩?他校?

年上?年下?

もしかして、先生?

あたしの妄想は、ヒートアップした。


『……。』

ミユは、指をさした。

『…まじ?』

『…うん。』

『…冗談でしょ?ミユ、きちんと教えてよ!』

『…冗談じゃないよ。ずっと好きなんだもん。』


ミユが照れながら指をさした相手は


あたし。