『女のひとり、ふたりとキスしたっていーじゃんか?俺等、思春期真っ只中なんだぞ?』 いつものマサトじゃない。 これは、きっと夢だ。 『サユリは、俺と似合うような女になろうとしてんだろうけど、正直俺には、かなり重い。うざったいんだよ。』 なにそれ? 重い? うざい? 『じゃ…なんで…あたしと…付き合ったの?…』