散らかった部屋。 血のついたバッド。 額の血は乾き腫れ上がった手足。 目を開ける裕。 「…夢ならええのに…。」 体中には青痣。 火傷の跡。 切り傷。 「…何でや… 何で神様は助けてくれへんの?」 煙草の火傷に手をあてる裕。 声を殺し泣き崩れる。