その影は女性だった。
逆光で顔が良く見えない。
でも、相当の美人なのは確か……。
「女神様……只今帰りました……」
ミューマの声に驚く。
えっ……。
この人が女神……様……?
再び彼女の顔を見るとそこには天女のような美しい顔があった。
ピンクがかった紅色の長い髪はキレイに編み上げられている。
服装も天女のようで美しい。
なんか、オーラが……違うよ……。
「……あなたが鈴姫ね……」
鈴の音のように透き通ったキレイな声……。
「あ……と、は……い」
声が出なかったあたしの返事は曖昧。
あああ!!
やっちゃったぁっ!
女神様の顔を見たゆきなも固まっている。
ぽかん……と、口を開けて立ち尽くしている。
「こちらで話しましょう」
女神様とその周りの天使に連れられ、あたしたちは部屋中、金に輝いている場所に通された。
……眩しいんですが。
無理矢理部屋に押し込まれたあたしたちは緊張しっぱなし。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

