けれど、考えているヒマはないようだった。
「あなたの考えていることはわかるわ。
今、“伝説の鈴”は壊れてしまったものね。
でも、それは鈴姫が言っていたように形が壊れただけ。
私はその伝説の鈴の意識……のようなものなの」
たしかに彼女の身体は光でできていて、反対側にいる女神の姿が透けて見える。
「──私はあのとき、鈴姫に守ってもらってから、ずっと鈴姫に忠誠を誓ってきた。
だから、鈴姫の生まれ変わりであるすずかが生まれたとき、あなたのもとへ行き、変身の鈴としてすずかを助けてきたわ。
すずか、あなたにこの悲しい戦いに終止符を打ってもらうために……!」
衝撃の事実だった。
あたしはコクリと頷いた。
それを見て、伝説の鈴も微笑んで頷く。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

