鈴姫伝説






それと同時に、あたしの目の前にひとつの光が現れた。




光は形を成して、小さな女の子の姿へと変わる。





『すずか……』




今度は頭の中で、鈴姫の声がした。




辺りは静まり返っている。




彼女の声はあたしにしか、聞こえていないようだった。



安心する……。




温かい……。




「あなた、鈴姫の生まれ変わりね?」




小さな女の子があたしを浮かんだまま、覗き込んだ。




透き通るような金色の髪に、金色の瞳。




誰?