よくも……艶を……!




あたしの心は女神への憎しみと恨み、そして守ることのできなかった自分への怒りでいっぱいだった。






艶は、自分の命と引き換えに、あたしを守ってくれた。





まだ、生きている自分。





艶にたくされた命、願い、そして想い……。





あたしが果たさなきゃ。




でなきゃ、艶があたしをかばった意味がなくなってしまう!