なんで、艶がッ……。 「……死んだか」 女神がポツリと言った。 あたしは女神をにらんだ。 なんでこんなに平然としていられるの? 艶が……死んだのに……! 本当に恨んだ。 憎んだ。 「あんたは、あたしが、倒す!!!!」 絶対、許さない……! あたしなら、できると言ってくれた。 あたしを『大好き』と言ってくれた、艶のために。 必ず、千を連れて帰る。 女神を倒して。