この魔物は蔦を自在に操るらしい。 自分が動かないかわりに、蔦を手のように操ってくる。 あたしも慌てて立ち上がると、いつでも封印の鈴を鳴らせるよう、準備する。 アンゼリカが歌を歌うと、魔物の動きがなくなった。 落ち着かせた? そんな力もあるんだ。 ナディが残りの蔦を操り、動けなくする。 それをゆきなが凍らせると、蔦は粉々になった。 いまだ。 タイミングを見計らって、あたしは飛び上がる。 そして、鈴を鳴らした。