「どうして……」 「分からない。 とにかく空間移動する」 ナディが指をならすと、ザワリと肌に触れる空気がかわり、あたしたちはマントの人から数十メートル離れていた。 あたしを捕らえていた術も、不意を付いたのか、簡単に抜け出せた。