「いくよ!!」 ゆきなの叫び声を背にあたしは走り続ける。 もうマントの人は立ち上がり、再びその手で鈴を握りしめた。 そしてくるっとあたしたちに背を向けると、森の中へと走り出した。 鈴、取られてる……。 取り返さなきゃ……!