隣の家の俺様くん

廊下を走り抜けていく。

でも、泣きながら走っていたせいもあっ

て、ぐっと蓮くんに腕を掴まれた。

「おい、紫苑。なんで逃げんの。」

「はな…して!」

でも、すぽっと蓮くんの腕の中に引き寄

せられた。

「やだ。なんで逃げんのか言うまで離さ

ねぇよ?」