黙ってついていくと、
なんと、目の前にはSmentertainment があった。え…?!

まさか。

「ちょっと中にはいって。」
そういうと、ドアをくぐり、一つの部屋に案内された。

そこには、テーブルがあり上にはネームプレートがあった。

「あ…あの、」

「あなたは、SMにふさわしい人材です!是非うちの事務所にきてください!」

「え…す……スカウトですか?!」

女の人は、テーブルにあるプレートをとり、こう言った。

「もしよかったら、sm のオーディション受けてください。」

う…嬉しい…。内心泣きそうになりながらも必死にこらえた。

ふと、窓の外を見ると
闇が深くなっていた。

お家からも、遠いし、さらに来たこともない場所で夜になってしまった。
電話しよ…あ!携帯忘れた……
あたふたしていると

「良かったら、泊まる?宿舎だけど。」
にっこり微笑んだ顔が、まるで天使のようで、思わず涙がでてしまった。

「ありがとうござ…」
そう言おうとした。


「今は、exoとの宿舎しかないんだけど…。」

頭が真っ白になった。



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