「うわああああ!」

「……よう」

朝、教室で俺と千葉を見るなり大輔がさけんだ。
叫びたくなる気持ちもわからないではない。

「おはようございます」

ふわりと千葉は笑う。

大輔はいつもと全く違う千葉に恐れを抱いていた。