silve shining

「あの2人…流石この学校に推薦されただけあるな。」

 いつの間にか来ていた亮先生がそう言った。

 さっきまで居なかったのに、いつの間に来たんだろうか。

 でも、私は確かにこの学校に推薦されて来たけれど、まさか笹目君もとはね…。

 どうりで強いと思った。

 これは、手加減なんかしていたら負けちゃうかな。

 霊力も高いし、何より抜群の運動神経に、体力だってある。

 これはもっと伸びるだろうね。

 笹目君はまだまだ自分の強さを最大限に引き出せていない。
 
 それができれば、かなり強くなれる筈なんだけど…。