silve shining

「あっははー、やっちゃったみたい」


 そんな事を言いながら、皆の所へ戻ると、起きていたのは先生、理人、紫桜の3人だけ。

 さっきまで起きていた、結香ちゃん、りっちゃん、美樹ちゃんまでもがもう倒れてしまっていた。

「あれ?結構ヤバかったかな、私の霊力。」

 と、キョロキョロする私。

 すると、紫桜がにこやかに言った。

「先生、葉月はあんな事言ってるけど、本気出したら国1つは確実に壊したくらいの能力持ってるんですよ。」

「は?え?いや、“壊した”ってどういう事だ?もうヤっちゃったのか?あいつもうヤっちゃってるのか?」

 と、取り乱す先生。