silve shining

 すると、りっちゃん達は、苦しくなくなったのか、乱れていた呼吸が整ってきた。

「じゃ、次は紫桜だね。頑張ってね」

「うん。何とか頑張ってみるよ」

 と、言葉を交わすと、紫桜は測定機の中へ。
 すると、何も音がしない。

 測定機の中から紫桜が嬉しそうな顔をして、出てくる。

 お、まさかまさか…?

「やっぱり壊しちゃったみたい」
 
 
 あ、やっぱり壊したのね。





 でも、音しなかったよね?