「っさ、最新式の霊力測定機なのに測れるのそれだけなんですか…」

 と、私はがっくり。

 すると、先生が、

「はぁっ!?おま、あれほど測れるのに、まだ足りないとでも言うのか!?」


「「「はい。」」」

 私、紫桜、理人は3人同時に無表情で答える。

 先生は、

「嘘だろ…?」

 と、全く信じていない様子。

「でも、この3人の中の誰かがあの測定機壊しますね」

 と、理人は言う。

「まぁ、葉月なんかは常習犯だもんねー」

 と、紫桜は綺麗な笑顔でそう言った。

「んなっ!?だって、測定機の限界少ないんだもん…」