silve shining

 きっと食堂の近くにも人はいる。

 あ、確かこの裏口の近くに隠し通路があったな。

 そこはちょうど、いつもは人の多い部屋へと繋がっているけど、この騒ぎようなら多分ほぼ皆食堂に集まっているはず。

 まあ、酔っ払いと絡まなければいいだけだから、あそこからは誰かに見つかっても多分安心だ。

 さ、早くお父さんのいる部屋へ向かわないと。

 私は隠し通路へと続くドアを静かに開けた。

「よっと。」

 隠し通路の中は真っ暗で、何も見えない。

「猫眼ーキャットアイー。」

 そう言って、私は魔法を発動する。

 猫眼は暗い中でも、何でも見える目。