silve shining

 目の前には、大きな騎士団のアジトがある。

 中からはガヤガヤと楽しそうな声が聞こえてきている。

 騎士団の人達、なんか、酔っぱらってる……?

 今中に入っていったら、完全に絡まれるパターンだよね?

 うわぁ、面倒くさいなぁ。

 それは嫌だから裏から回っていこうっと。

 私はそっと裏口へ回りこみ、木製の重たい扉を開ける。

 随分ここも古くなったようだ。

 扉がギギギィ……と開く音がする。

 中へ足を踏み入れると、カツカツと私の靴の足音が響く。

 ここまで皆の騒ぎ声が聞こえる。

 皆がいるのは多分食堂だから、その近くを通らないようにしないと。