silve shining

 麗奈のその言葉を最後に、私は動き出した。

 まずは使い魔でも召喚するとしよう。

「汝、我の願いを聞き届けよ。……ロキ。」

 そして、麗奈の召喚のタイミングも、私とほぼ同じだった。

「出でよ、ケルベロス。」

 麗奈が口にした名は、正に地獄の番犬、ケルベロス。

 通常時での戦闘能力は高いが、音楽を聞くと、すぐに眠ってしまう。

 そんな、なんだか珍しい弱点を持っている。

 だけど、今は音楽なんて使えないし、私が歌うわけにもいかない。

 真っ向勝負しかない。

 3つの頭があるケルベロスは、凶暴である為、非常に危険だ。