silve shining

 どうやら、俺を甘く見過ぎていたようだな。

「行け。」

 そう俺が言うと、二匹は飛び出した。

 戸惑う一ノ瀬を余所に、俺はこの戦いで最後の魔法発動準備を始めた。

 一ノ瀬。

 これは、お前達が一年生を見下した事、貴族としての気品な振る舞い、そして自覚の無さ。

 後は、俺の中学時代のお返しだ。

「ガウッ…」

「ぐっ…」

 二匹の攻撃で、一ノ瀬はすぐに倒れた。

 だが、これで終わった訳ではない。

 一ノ瀬にとっても、俺にとっても。

「ぐっ…。まだだ…。まだ終わっていない。」