silve shining

 まさしく、足の速い一ノ瀬にはぴったりの使い魔だろう。

 だが、接近戦から使い魔で戦う事にするとは……。

 いきなり戦闘の形を変えてくるので、驚いた。

 一ノ瀬は、一体何を考えているのだろう。

 そんな疑問を胸に、俺も使い魔を召還した。

「我の力となれ。出でよ、ハティ。」

「ウヲォーン…。」

 そこに現れたのは、銀狼ハティ。

 またの名を、「月天狼」。

「はっ…そんなやつじゃ“俺の”には勝てねーよ。」

 一ノ瀬はそう言って笑った。