silve shining

 二年生の技を、今日、この場で勉強させてもらおう。

「じゃあ、行ってくる。」

 そう言って立ち上がったとき。

 結香が俺の腕を掴んだ。

 そして、こう言った。

「絶対、勝って。負けたら、許さない。」 

 俺はそれに頷き、結香に言った。

「当たり前だ。必ず、勝って戻ってくる。」

「…うん。必ず、ね。」
 
 結香のそんな言葉を聞き、俺はベンチを離れて行った。

 すると、丁度良く相手も来たようだ。
 
「一ノ瀬慶(Kei Ichinose)。よろしく。」