silve shining

 相手の霊力を読み取った?

 それとも、見えていた?

 深まる謎を抱えつつ、俺は戦闘の為にベンチから離れた。

「さてさてお次は、一年生の笹目亜紀vs一ノ瀬慶!この戦闘は、一年生の二位と二年生三位で戦うことになってしまいましたが、ご了承くださいね☆」

 なんかしっかりそのことを言ってくれている。

 こんな事を思うのは失礼かもしれないが、実はしっかり者なのだろうか。

 今年は異例の一位が3人並びで、12万以上の霊力をもっている。

 理人は抜けたものの、一位が2人残る。

 だから、仕方なくずれてしまうもので。

 二年生の霊力は見たことがないが、とりあえず勝たなければ。

 人を相手にするのは二回目だが、ちゃんとした実戦だ。