silve shining

「うっ…!?」

 一瞬、呻き声を上げてバタリと倒れ込んだ兎先輩。

 近付いてゴム手袋をして、一応脈拍を確認する。

 うん、失神してるだけだし、大して身体に負担もかかってない。

 まぁ、結構大きいのくらわせたから、目覚めるのには時間がかかるかもだけどな。

 すると、暫くして三浦美樹が叫ぶように言った。

「winnerは、蛭間悠斗ぉ!五位同士の対決を制したのは、蛭間悠斗です!一瞬の事で何が起きたか分かりませんでしたが、確かに勝者は蛭間悠斗です!」

 すると、二年生のいるベンチから、「チッ」と舌打ちの音が聞こえてきた。

 見ると、男がこちらを睨んでいるのが分かった。