silve shining

 キラキラした目でりっちゃんに賛成する結香ちゃん。

 だけど、私は反対する。

「いやぁ、この格好になれてしまうともう、女子制服には戻れない。それに、この髪型もラクでいいし。」

 そう言う私に、りっちゃんと結香ちゃんが同時に頬を膨らませた。

「そんなんじゃ、いつになっても恋は出来ないよ?」

 そう言う、1人の男子。

 段々その人は此方へ近づいてくる。

「理人…さん」

 私がそう言うと、理人さんはこちらへ来る。

「呼び捨てでいいんだよ?恋をしたことがないんなら、僕が…「葉月に近づかないでくれる?」」