君とあたしと言葉



少し走るとかーくんの背中が見えた。

「かーくん‼︎」

あたしが叫ぶとかーくんが振り返る。
その表情は驚きでいっぱいだった。

あぁ、その顔も素敵♡

「真奈、どうし…」

「嘘‼︎…です…」

遮った。でもそんなの関係ない。あたしの決心が鈍る前に。