「でねー、お母さんがさー」 「うん」 「ちょっと聞いてる? りーんー?」 「うん」 「聞いてないでしょ!」 べしっ いきなり頬を指で突っ込まれた 「なんだよ」 「なんだよじゃねーし 最近ずっと上の空だよりん」 あ、いま愛と帰ってたんだ 「あー! さては他の女のことだな~?」 「あー、うん」 「うんって」 「うん」 「もう知らない! 勝手に一人で帰れば?」 愛が走っていく 俺やっちまったか?