しばらくすると
りんが廊下にでてきた
愛ちゃんはでてこないようだ
さっきとは違う
胸のなり方
あたしの心は単純だなぁ
りんに会えるだけで
安心する
「ん、なんか用か?」
りんが目の前に立つ
「こ、この前、
お礼するって言ったじゃん?
これ受け取って!」
「あ、あんときの。
本当にくれるとは思ってなかった」
「あんがと」
受けとり、
昨日の夜きれいにラッピングした
クッキーをとりだす
「え、今食べるの!?」
「あ、ダメなのか?」
「え、いえ、どうぞ」
わ、緊張する
感想が逃げれない
ひとつつまんで
口に放り込んでいる
うああ、
下手くそでごめんね
