アイノカタチ

「なぎさちゃんがそんな子やとは思ってなかった。
もっと俺の前で笑ってよ!俺の前で泣いてよ!」

「・・・・・・
ごめん、もう授業だから」


私はその場から逃れたくて走った。


「なぎさちゃん...!」


名前を呼ぶ声も、今の私にとっては

不必要な物なんだって思い込むようにした。