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「さてと。……あのさ、自分がなにしたかわかってる?」



「……ごめんなさい」



「俺、とにかく心配ですっごく捜したんだけど? かと思えばキスしてるしなんなのこれ。ねえ、なに? ねえねえ」



「……うぅ、だからごめんなさい」



数十分後。



誠の家にきたあたしはさっそく誠の部屋につれこまれて、簡単に言えば……怒られていた。



それもものすごく真剣に。



こんなに怒られたの、小学校のときにまちがって家の花瓶をわったときくらいだ!



でも、誠の目は真剣で。