それにしても、この女の子たち……顔はかわいいのに、あたしのことをにらんでいて怖い。 上ばきのつま先の色からしてみんな先輩だ。 「……ちょっとこっちきてくれる?」 先輩のなかのひとりが言った。 「どうしてですか?」 なんかイヤな予感がする。行かないほうがいいよ、とあたしの本能が告げた。 「いいのいいの、ほら早く!」 急かすように言われ、あたしは「はい」と言うことしかできなかった……。