「俺ね、支配欲と独占欲が強いんだ。だから、澤上さんっていう召使いが俺以外の男を好きなんて許せない」
「は、はあ……」
支配欲と独占欲、ですか?
たしかに都築くんはそういうの強そう。
「でも、それであたしが都築くんの言うこと聞かなくなるわけじゃないし、いいんじゃないの?」
「んー、ダメなの。全部俺のものにしたい」
都築くんはムスッとして言う。
今はどうしてか、そのムスッとした表情もかわいらしく思える。
なんだか今日の都築くん、意地悪と優しさがまじってて都築くんじゃないみたい……。
あたしの家まで迎えにきてくれたし……って、そういえば。
「都築くんはどうしてあたしの家を知ってたの?」
たしか、家を教えたことはなかった気がするけど……。

