三つの世界 ⒈


(しかもさ、こんな眠くなるような校長先生の話に意識を傾けることなんか出来ないし…ああ!もう!)
乃恵瑠は、怒りが頂点になって、二人に向かって、
「あのね、五月蝿い!静かにして!」
「「……?!」」
最初、翔達がパチクリしてて、乃恵瑠に何を言われたかわからなかった。しばらくして、ようやく理解して、
「ごめん。」
「ごめんなさい。」
と謝った。
「あ…う、うん。そこまでじゃないんだよ?ちょっと喧嘩して欲しくなかっただけで…ね?」
乃恵瑠は、二人がここまで謝るとは思わなかったようで、慌ててフォローした。
だけどそれは遅く、シュンッとしてしまい、そのまま校長先生の話は終わり、なが~い朝会が終わった。