学院終わりの下校途中。
夜露先生が素早く終わらしたため、周りには、全く生徒がいない。
「「乃恵瑠ー!!」」
後ろから声が聞こえたので、乃恵瑠は振り返った。
「なーに?」
それが、翔と勝だったので、気軽に返事をした。
「「一緒に帰ろーぜ!」」
乃恵瑠は、別に断る理由もなかったので、
「うん。いいよー。」
と答えた。いや、別にいつも一緒に帰ってるのだが……。
「あのさ、乃恵瑠。今日は行ってもいいだろ?乃恵瑠の部屋!」
「え?だ、ダメに決まってるじゃん!何言ってんの!」
乃恵瑠は、急に翔が聞いてきた事にブンブンと首を振った。
勝はというと、いつものことだ。と、ボンヤリと遠くの方を見ている。

