「ははっ!総司のやつに言い寄られてたのか!」
「うーん…そうなんです、かねぇ?」
沖田さんが去っていったあと永倉さんと雑談しながら顔の熱を冷ます。
「あ、椿は美人だしなぁ。そこらの安い男に引っ掛かんなよ?」
「ですから、そういうのは今いらないんですって」
「つってももうお前二十歳だろ?」
あ、そっか。この時代だと二十歳はもう婚期か。二十三歳にもなると年増とかはやい。
「三十路になっても相手がいなかったら永倉さんにもらってもらいます」
なんて冗談めかして言えば困ったような笑顔を浮かべられて頬を膨らませた。
「嫌なんですか?」
「別に嫌じゃねぇよ。でもよ、簡単にそんなこと言うんじゃねぇ。結婚っつうのは思いあってるやつら同士じゃなきゃ意味ねぇだろ?」
「…永倉さんと結婚する人は幸せになれそうですね」
「椿とするやつもな。綺麗だし浪士組んなかで暮らしてたなんていう肝の座ったやつそうそういねぇな!」
「今晩のおかずが狙いですか?」
「ぃんや?女の神秘ってもんをちょおっと教えてくれるだけでもいいぜ?」
「さっきといってること違うじゃないですか、永倉さんの助平」
「結婚とそういう繋がりは別もん!機会があるならやっとかなきゃ損!」
「だから永倉さんは原田さんに女の人盗られるんですよ。しばらくは春画とでもお付き合いしていてください」
つれねぇななんて言いながら永倉さんの目は少し血走っていてちょっと怖かったりする。というか原田さんに女の人盗られるってことは否定しないのか。島原とかでいつもそうなのかな。
「うーん…そうなんです、かねぇ?」
沖田さんが去っていったあと永倉さんと雑談しながら顔の熱を冷ます。
「あ、椿は美人だしなぁ。そこらの安い男に引っ掛かんなよ?」
「ですから、そういうのは今いらないんですって」
「つってももうお前二十歳だろ?」
あ、そっか。この時代だと二十歳はもう婚期か。二十三歳にもなると年増とかはやい。
「三十路になっても相手がいなかったら永倉さんにもらってもらいます」
なんて冗談めかして言えば困ったような笑顔を浮かべられて頬を膨らませた。
「嫌なんですか?」
「別に嫌じゃねぇよ。でもよ、簡単にそんなこと言うんじゃねぇ。結婚っつうのは思いあってるやつら同士じゃなきゃ意味ねぇだろ?」
「…永倉さんと結婚する人は幸せになれそうですね」
「椿とするやつもな。綺麗だし浪士組んなかで暮らしてたなんていう肝の座ったやつそうそういねぇな!」
「今晩のおかずが狙いですか?」
「ぃんや?女の神秘ってもんをちょおっと教えてくれるだけでもいいぜ?」
「さっきといってること違うじゃないですか、永倉さんの助平」
「結婚とそういう繋がりは別もん!機会があるならやっとかなきゃ損!」
「だから永倉さんは原田さんに女の人盗られるんですよ。しばらくは春画とでもお付き合いしていてください」
つれねぇななんて言いながら永倉さんの目は少し血走っていてちょっと怖かったりする。というか原田さんに女の人盗られるってことは否定しないのか。島原とかでいつもそうなのかな。

