学校近くになると、俺達と同じ様に部活の朝練で来てる同級生がたくさんいる。
「おはよー」
「おっはー」
声をかけて、かけられて教室に入るとすぐに体操服に着替えてグラウンドに向かう。
練習を終えてから、いつも通り久美が寄って来る。
ショートのサラサラの髪の毛が揺れていた。
「祥君、遼佑。おはよー」
「おお、久美、おはよ」
「おはよ」
祥太郎に続いて俺も挨拶を交わすと、笑う。
「はい、タオル」
そうやって、久美は祥太郎にタオルを手渡す。
可愛らしいキャラクターがプリントされたタオル。
それに、嬉しそうな顔を見せる祥太郎。
昨日、祥太郎の気持ちを聞いたからか。
今日は二人を見てるのが、どこかくすぐったい。



