シオン【完結】



何かを考えてるのか、暫く黙った祥太郎は吹き出すと

「だよな。あ~あ、俺ってアホくさ」

そう言って笑った。


「そうそう」

「りょうに言ってよかったわ」

「だろ?崇めろ」

「アホか」

「よし、明日も部活だ。寝るぞ」

「無理だ、まだ早い」

「ええ~」


そうやって、ふざけながら俺達が寝たのは結局日付が変わるか、変わらないかってぐらいの時間だった。


翌朝、腹にかかる重みに顔をしかめて何かと視線を向けると、そこには祥太郎の足が乗っていた。




…ああ、そっか。
泊まったんだった。

だけど、自分のベッドなのに見事に占領されて更には足を乗っけられてと。