「続き言ってもいい?」
「言うな、言ったら友達やめてやる」
「うっそ、俺達の絆うっすくね」
「簡単だぞ、壊れんのは」
「ひでえぇぇ」
「んじゃ、夜にでもちょっとりょうの家行っていい?
夜にはいるだろ?」
「おう、わかったわ」
そう約束して俺達は別れた。
玄関の扉を開けて、ただいまーと言うと母親からおかえりーと返事があった。
「あ、母さん。今日久美と出かける事、祥太郎には内緒な」
「わかったわよー」
リビングに顔を覗かせて言うと、ソファに座る母親が了承してくれたからひとまず安心する。
これでバレなければOKだな。
よし、早いとこ出かけちまおう。
夜に来るって言ってたし。
その前にジャンピングあるか確認しないと。
……って、今何号だ?
わかんねえ。
一々見てる余裕ないし、いいや。帰り買ってこよ。
俺は自分の部屋に戻り、制服から洋服に着替えながらそう考える。
財布を持って、早々に部屋を出ると洗面台まで行き、髪の毛を整えた。



