シオン【完結】



久美は頭を撫でられるのが好きだから、ずっと撫でてあげてたら何時の間にか眠ってしまったらしい。
それにつられて、俺も眠りに就く。


翌日、二人して午前中に起きて眠い目を擦りながら

「おはよ」

って笑い合った。



「久美、バイト夕方からだっけ?」

「うん、でも着替える為に一度帰る」

「ああ、そっか」

「遼佑は昼だっけ?」

「うん。ぼちぼち準備するわ」

「じゃあ、私が朝ご飯を作ってあげましょう!」

「まじで」

「イエス!」


ふふっと笑うと、久美は起き上がり手首についていたヘアゴムで髪の毛をまとめる。
それから、キッチンに立つと冷蔵庫から食材を取り出し調理を始めた。


目玉焼きにお味噌汁、サラダと簡単なモノだったけどそれはとても美味しかった。