その翌日。
俺はすぐに祥太郎へと連絡をした。
祥太郎の予定を聞いて、会う事を取り付ける。
あの後、再度日記帳を読んだ時に祥太郎宛の言葉もあったのに気付いたからだ。
勝手に見る事はどうしても出来なくて、だけど、早く祥太郎に見せてあげたくて。
連絡したんだ。
祥太郎との約束の日、俺は日記帳をカバンにしまうと待ち合わせ場所へと向かう。
既にそこには祥太郎がいて、俺は笑顔を見せた。
近くのファミレスに入ると、注文をしてから俺は日記帳の存在を切り出した。
「久美の、日記帳?」
「そう、これ」
そう言いながら、俺はカバンから日記帳を取り出す。
それを繁々と見つめながら、祥太郎は手を伸ばした。
「…確かに久美の文字だ」
「だろ?」
「何でこれ」
「…天使の使いが持って来た」
「は?」
まあ、そうなるだろうな。
実際、俺もかなり驚いたんだ。



