『遼佑へ。
今、これを見てるって事は私はもうこの世にいないのかもしれません。
だけど、悲しまないで。
…って無理かな。
あのね、これが元通りの世界なんだ。
私は元々、事故でこの世を去ってたの。
だからね、私が死んだからって責任を感じることはないんだ。
祥君がいなくなって、遼佑と付き合うようになってから…
私は遼佑の優しさに触れて、本当に幸せで。
どうしても、この幸せを逃したくなくって。
祥君を助けようと過去に戻ろうとする遼佑を引き留めようとした。
卑怯な言い方もしちゃった。
祥君を犠牲にしても、今の幸せを守ろうとした。
…最低でしょ?
どうか、私を最低な女だって思って嫌いになって。
そして、幸せになって。
愛していました。
遼佑。
久美より』



