俺が戻らなければよかったのか? 久美は戻って欲しくなかったのか? ……俺はその幸せを壊したのか? そして、最後のページに。 『遼佑へ』 そう、書かれていて息を呑んだ。 一拍置いてから、俺は静かにゆっくりとそれを読み進めて行く。