シオン【完結】


お互い見たいと言っていた今話題のSF映画を見て、それから近場で時間を潰してディナーにビュッフェ。
うん、それでいいな。


よし、明日からのバイトまた頑張ろうっと。


誕生日プレゼント何にしようかな。
最初は指輪をあげた。
定番の定番ってぐらいのカルティエ。


だけど、もう泣いて喜んでくれたな。久美。


去年はブレスレット。
華奢だけど、スワロフスキーが一粒輝いてるデザインのモノ。


今年はネックレスかな。
うん、そうしよう。


久美が帰ったら色々調べよ。



それから、一緒にご飯を食べる為に外に出て、久美の家の近くまで送って行く。


「それじゃ、また連絡するね」

「うん、風邪引くなよ」

「あはは、うん。来週楽しみにしてるからね」

「俺も」


名残惜しそうに、頬を撫でてから俺はおでこにちゅっとキスをした。
おでこを抑えて、照れ臭そうに笑う久美が愛しくて堪んない。