「日帰りバスツアーとかは?」
「それいいな」
久美は嬉しそうに「よし、じゃあ検索検索!」と言いながら、机にあるノートパソコンを開く。
「食べ放題がいいなあ~」
「俺、肉」
「あはは、遼佑らしい」
それから、バスツアーを調べてよさそうなのに電話してみたが予約すら出来ない状態だった。
まあ、そりゃそうか。
人気なのは早くに埋まるよな。
だって、俺達のダブルバースデー記念日は一週間もないし。
「じゃあ、このまま食べ放題に行こうか」
「ええ。適当じゃん」
「いいじゃーん!ホテルのビュッフェとかならちょっと記念日っぽくない?」
「あ、いいな。ローストビーフ」
「またお肉」
その久美のツッコミに顔を見合わせ笑った。



